研究開発
デジタルカメラやドローンを用いて橋梁、トンネル、ダムなどのインフラ構造物や軍艦島などの文化財の点検・検査・記録に関する研究開発を行っています。デジタルカメラやドローンを用いることで遠隔で非接触な点検・検査ができるため点検者の安全が確保されてり点検のための足場などのコストを抑えることができます。デジタルデータとして記録することができるのでデータベース等でデータを保管することがでいます。また、デジタル画像を処理することで人間の肉眼では把握することができないインフラ構造物のひび割れや亀裂の異常を発見することができます。
■朽ちるインフラ
現在、高度形成長期に建設された膨大なインフラ構造物の老朽化が問題となっています。そのため、膨大なインフラ構造物を効率的・効果的にに検査する手法の開発が求められています。
■開発・研究
①鋼構造物に発生した亀裂を塗装をはがさず検査する誘導加熱法の開発
内 容:鋼財に発生した亀裂を塗装をはがさずに検査する技術
適用分野:橋梁、プラント、船舶などの鋼構造物の点検・検査
②PC構造物の現有応力を高精度に測定するスリット応力解放法の開発
内 容:コンクリートに作用する応力に高精度に測定する技術
適用分野:橋梁、トンネルなどコンクリート構造物全般の点検・検査
③デジタルカメラを用いたコンクリートの見えないひび割れを予測する技術
内 容:コンクリートに作用する応力に高精度に測定する技術
適用分野:橋梁、トンネルなどコンクリート構造物全般の点検・検査
④ドローンを用いた橋梁の点検・検査技術の開発
内 容:ドローンを用いた人間が普段簡単に近づくことができない高所などを検査する技術
適用分野:橋梁全般の点検・検査
■研究成果
学位論文
『光学的全視野計測法を用いた鋼・コンクリート部材の変形・ひずみ計測に関する基礎的研究』
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その他研究成果(一部公開)
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