曽木発電所遺構の3D。鹿児島県にある鶴田ダムの上流約9kmの場所に、初夏から秋にかけてだけ姿を現す赤レンガ造りの建物があります。 明治42年(1909年)、牛尾大口金山の電源供給のために建造された水力発電所の跡です。現在のチッソ(株)や旭化成工業(株)の設立者である野口遵(のぐちしたがう:1873年~1944年)によって設立された曽木電気(株)の第二発電所として建設され、曽木の滝の落差を利用した水力発電を行っていました。
■曽木発電所遺構3Dモデル
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